TBGL Award 2011 発表!!

今年度TBGLで初めてプレイされたゲームの中から、独断で選考した各賞の発表!
(対象期間:Dec_2010〜Nov_2011)

Best Strategy Game Award

ナビゲーター(Navegador)

作者:Mac Gerdts
発表年:2010年
その他受賞歴:無冠

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 今年の戦略ゲーム中、COQ一番のお気に入りは何と言ってもコレ!!!

 大航海時代をテーマとしたゲーム。お得意のロンデルシステムがガッチリハマっているのは、インド洋の形にだけでは無い。テーマを含むゲーム性、その全てを見事にまとめあげたロンデルシステムは、もはやゲーム業界を操る舵にさえ見えてくる。

 残念ながら、各賞は世界の七不思議に譲ったが、名作として末永く愛されるだろうと思う。

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このゲームをプレイしていた頃には、まだ埼玉ボードゲームサークルに通っていました。このゲームを初プレイして衝撃を受け、「世界の七不思議」よりも面白いと太鼓判を押してしまったことに若干の不安を覚えていたのを思い出します。しかしその後、各地で出会う人達に、良いゲームを紹介してくれてありがとう、と言われてとても嬉しかったです。(画像クリックで当時のReviewへ)

次点:トロワ

トロワ(Troyes)

Troyes.jpgTroyes.jpgデザイナー3人によるダイス戦略ゲーム
惜しくも次点、1作目は「トロワ」。ダイスを振る楽しさと、色鮮やかさ、そしてそれを使ってアクションを行う面白さは特筆もの。本年度は、他にもブルゴーニュやエイリアンフロンティアなど、様々なダイスゲームの名作が生まれた年でもありました。
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次点2:世界の七不思議(リーダース拡張入り)

世界の七不思議リーダース拡張入り(7 Wonders with Leaders expansion)

7wonders.jpg7wonders.jpgドラフトシステムをボードゲームの世界へ
各賞を総なめにし、今尚賞を獲得し続けているモンスターゲーム。トレーディングカードゲームの世界では一般的な楽しみ方である「ブースタードラフト」をカードドラフトシステムとしてボードゲームの世界へ応用した傑作。7人同時プレイで40分程度で終わるのも魅力。リーダース拡張導入によって、さらにゲームが判り易くなった。(画像クリックで当時のReviewへ)

Best Family Game Award

テレストレーション(Telestrations)

作者:USA opoly staff
発表年:2009年
その他受賞歴:2011 Parent's Choice, 2011 Creative Toy Awards, 2011 Dr Toy Award, 2011 Tillywig Award, 2010 Golden geek Award他

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 今年のファミリー/パーティゲームと言えば、コレ以外には無いでしょう。そのあまりの面白さに、膨大な量のカード和訳シールを作ってしまう程です。

 ゲームは、昔誰もが体験した「伝言ゲーム」がベース。通常、耳打ちのみで伝えていく伝言に、「絵を描く」というステップを挟んだらさあ大変!間違えるのが当たり前、抱腹絶倒腸捻転ゲームの出来上がり。

 Amazon.comでの販売額は1600円程度ですが、8人分のホワイトボード的なスケッチブックとペン、そして大量のお題が付いてくる。

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あまりの面白さに、Amazon.comから個人輸入し、カード和訳を1週間かけて作成しました。その後、色々な所に持ち込んで、笑っています。また、このカード和訳の配布を通じて、色々な方々と交流が出来ているのも嬉しい限りです。完全日本語版が出ると良いのですが、中々実現しそうにありません。持っておいて損は無いタイトルなので、是非。カード和訳の取得方法は、Review中に記してあります。(画像クリックで当時のReviewへ)

次点:髑髏と薔薇

髑髏と薔薇(Skull and rose)

skull_and_rose.jpgskull_and_rose.jpg複雑なルールとコンポーネントは要らない!
惜しくも次点は、ブラフゲームの傑作「髑髏と薔薇」。荒くれ者バイカー達の抗争を、エンブレムの描かれたコースターを使用して演出。すました顔のアイツが一番危険。フランス生まれの傑作。
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次点2:ペルガモン

ペルガモン(Pergamon)

pergamon.jpgpergamon.jpgすっきりしたルールとプレイ時間
遺跡を発掘し、調査を経て博物館に展示するゲーム。プレイの流れが非常に良くまとまっており、ドイツゲームを遊んだ満足感に浸れる。4人でもプレイ時間が1時間程度で終わるところも◎。ファミリーにオススメ。安価だし。(画像クリックで当時のReviewへ)

Best 2P Game Award

ジャイプル(Jaipur)

作者:Sebastien Pauchon
発表年:2009年
その他受賞歴:2010 Fairplay A la carte Award, 2010 Golden geek 2p Award, 2010 International Gamers Award 2P 他

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 少し古いゲームですが、今年初めてプレイすることができ、とても面白かったので2Pゲーム賞はジャイプルに。

 TBGLでは”ヨシズミ”の愛称で呼ばれるおっさんの箱絵が実にいい味。カードを使った手札マネージメント商売ゲームなのですが、コンポーネントといい、ルールといい実に良く出来ています。

 箱の大きさの割に少々値が張るのが玉にきずですが、相応の面白さは折り紙付き。今更かよ!情報が遅いよ!というお叱りは甘んじて。それにしても面白い。

 国内在庫が少なくて、未だに海外から入れるのが主流かな。

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これを初めてプレイしたのは、深夜2時をまわった時でした。そんな頭でも理解できるルールと面白さに衝撃を受けたのを覚えています。これも最近台頭の激しいフランス産のゲームですね。深夜のノリで、お酒を飲みながら、「俺はマハラジャだから!」を繰り替えして笑ったのが忘れられません。お陰で、このゲームをプレイする時以外でもこの台詞が口から出てしまうことがあります。(画像クリックで当時のReviewへ)

次点:数エーカーの雪

:数エーカーの雪(A few acres of snow)

A_Few_Acres_of_Snow.jpgA_Few_Acres_of_Snow.jpgワレス流デッキビルドと陣取りの融合
面白さではひけを取らないが、万人への対応として次点となったゲーム。BGGにもワレスは天才だという文字が踊る。アメリカ大陸を舞台とした、フランス軍とイギリス軍の戦いを、デッキビルドで体験。両陣営のスタート状況が異なるというのも見所の1つ。
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次点2:冷たいスパイの熱い戦い

:1955冷たいスパイの熱い戦い(1955: The war of espionage)

1955.jpg1955.jpg鉄のカーテン裏の綱引き、簡易版トワイライトストラグルとしても
冷戦時代の東西スパイとなり、カードを利用して影響力の綱引きをするゲーム。美麗なカード、すっきりしたコンポーネントと共に熱い駆け引きを楽しめる。ほぼ無名なこのゲームを日本に入れてくれたショップに感謝。拡張も入れてね。(画像クリックで当時のReviewへ)

Golden Raspberry Award

ダブルエージェント(Double agent)

作者:Bruno Faidutti & Ludovic Maublanc
発表年:2005年
その他受賞歴:無冠

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 これも発表年は古いですが、当時は雑誌の付録だったという怪作「ダブルエージェント」にラズベリー賞を。

 双方に用意された同一のデッキを利用し、中央の2重スパイ達を操作して重要書類を持ち帰らせるゲーム。

 デザインはかっこ良いし、やらせたいこともなんとなくわかる。だが…機能していない。大風呂敷を拡げて連載スタートした漫画が伏線を拾いきれずに突如として終わる様に似ている。

 親切な誰かに貰われていったので、今は幸せに暮らしていることを願う。

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操り人形やババンク、修道院殺人事件等で有名な作者の作品。しかしながら、このゲームはどうにもビーンボールにしか思えない。ぼーっとしてたらヘルメットごと頭が吹き飛ぶよ?コレが噂のノットフォーミーってやつ?一緒にプレイした流木のっちも協議終了に同意する程の出来。ある意味貴重な体験。(画像クリックで当時のReviewへ)

次点:モンド

:モンド(Mondo)

Mondo.jpgMondo.jpgシャハトがファミリーを意識してデザイン
このゲームをプレイしてみて、自分が、同時ゲームとかパズルゲームとかが苦手なんだと認識した。なんだかんだと焦りながら作るそぼろ弁当に心が躍らない。パズルや同時アクションが好きな人には合うかもしれないので恐縮だが、何をやってるんだシャハトと言いたい。
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次点2:ライナークニツィアの革命万歳

:ライナークニツィアの革命万歳

kakumei.jpgkakumei.jpgさぁ一緒に!「ライナークニツィアの○○ゲー万歳!」
日本・中国限定発売のトリックテイキングゲーム。革命万歳です。つまらないわけではないのですが、何故勝ったのか、何故負けたのかがわかりずらいゲーム。不思議な世界観の怪画と相まって、○○には自然とアレが入ることでしょう。(画像クリックで当時のReviewへ)