cloud9.jpg10-Apr-2011 ボードゲーム レビュー


クラウド9

作者:Aaron Weissblum
3〜6人用
対象年齢:8歳以上

気球に乗って最高の幸せを目指す

OUT OF THE BOX社の「クラウド9」の紹介です。
”クラウド9”というのは、最高に幸せ!という意味ですね。
辞書の例によると、プロポーズのOKを貰った時などに使用するようです。

箱を開けて、まず注目すべきはそのコンポーネント。
気球のカゴの部分は実に作り込まれています。
透明のプレートによって、まるで浮いているかのようです。
そして、付属の木製駒。この形がもう。

このゲームでは、各プレイヤーが順番に気球のパイロットを担当し、”最高の幸せ”すなわち九番目の雲を目指します。

各プレイヤーには6枚ずつの気球カードが配られます。
気球カードは全部で4色。
そして、60枚の中に3枚のワイルドカードが混じっています。

手番では、まずパイロットがサイコロを振ります。
振るサイコロの数は雲の階層によって変わります。
最初は2つですが、次第に3つ、4つと増えていきます。
サイコロには、4色の気球が描かれた面と真っ白な面(2面)があります。

ここで、パイロット以外のプレイヤーは出目と記憶、カードの残り枚数等を考慮して、このまま気球に乗り続けるかどうかを決定します。
気球を降りることを決断したプレイヤーは、今いる雲に書かれた数字分の得点を得ることができます。

気球は、パイロットが出目と同じ気球カードをだすことにより上昇します。
ここで重要なのは、ワイルドカードを除き、出せる気球カードは必ず出さなければならないという点です。そして、ワイルドカードはどんな出目でもそれ1枚だけで気球を上昇させることができます。
上昇に成功した場合、パイロットは左隣のプレイヤーにうつります。
上昇に失敗した場合は、気球は真っ逆さま。
気球に乗っていたプレイヤーは全員地面まで落下し、何も得られません。

パイロットは、他のプレイヤーが1人でも乗っている間は気球と運命を共にしなければなりません。全員が飛び降り、自分一人の単独飛行となった時に初めて、自分も気球を降りる事ができるようになります。
墜落することなく気球から全てのプレイヤーが降りた場合は気球はまた地上から再スタートします。
気球カードは、気球の旅が終わるごとに1枚ずつ補充されます。

こうして得点を重ねていき、最初に50点を獲得したプレイヤーが現れた時点でゲームは終了し、順位が決定します。






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見事なコンポーネント。
スタート地点で気球に乗り込む駒達。
どうして駒の形がこうなったのか・・



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ボード全体像。
雲は全部で9つある。
クラウド9まで辿り着くと一気に25点!


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自宅にて、JJ、カジ、ナカ、ヒロシと5人プレイ。

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コンポーネントを取り出すと、立派なカゴよりもヒト駒へ皆の関心が向く。

ヒロシ「これまたアレですねぇ…。」

この際、はっきりさせておこう。
この駒はどう見てもチ○コにしか見えない。

COQ「チ○コを気球に乗せて、雲の上の幸せを手に入れるゲームさ。」
ヒロシ「エルグランデの王様といい、ドイツゲームってこんなのばっかですね。」
COQ「このゲームはアメリカ製だったような…とにかく始めよう。」

いざ、ゲームスタート。

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最初のパイロットは赤い彗星のチ○コと呼ばれたCOQ
(あまり早過ぎると嫌われるけどね!)

手札は、緑と紫に偏っている。
ワイルドカードが1枚あるのが頼もしい。
このゲームの肝はワイルドカードの使い方。
ワイルドカードの使い道のみ自分で選べるのだ。
コイツは単独飛行になるまで温存し、自分だけが高みへ昇るために使用しなくては。

サイコロの出目は緑と赤が一つずつ。
当然、手札は足りない。
しかし、それがわかっているのはCOQのみ。
ポーカーフェイスで余裕を表し、全員の乗船を促す。
この辺りに演技力が求められるゲームです。

演技の甲斐あって、全員を道ずれにして墜落成功。

お陰で、全員がゲームのコツを掴んだようです。
信じられるのは己のみであると。

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その後、暫くはサイコロにめぐまれずに殆どの気球が墜落。
カジとナカのみがセコく最初の雲で降りて1点とチキンの称号を獲得する。

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ゲームが進むにつれ、次の雲まで運命をともにする決心をした者は親指を立てるジェスチャーを行うようになる。
なんだか、勇敢に死地へ向かう戦闘機のパイロット達のよう。


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そして、初めて気球が後半の雲へ!
黄色のヒロシがサイコロを振り、更なる上昇を目指す中、他の3人は全員ヒヨって飛び降りる。
そんな中、COQは指を立てて乗車を宣言。

COQ「一緒に頂きを目指そうぜ!」

パイロットは、乗客がいなくなるまで自ら飛び降りる事が許されない。
従って、次の手番に自分がパイロットとなることが判明している場合、乗車を宣言することはかなりリスクがある。
しかも、この先はサイコロが3つ、4つと増えていく。
しかし、この時COQの手札にはまだワイルドカードが残っていたのだ。

そしてサイコロを振るCOQ
なんと、出目はワイルドカードを使用しなくても上昇できる出目。
チラリとヒロシを見るも、、

ヒロシ「すみません、降ります。」

満員電車をかき分けるサラリーマンのような台詞を吐いて、すまなそうに分身を降ろすヒロシ
そして、手札から気球カードを叩き付ける。

一同「えーーーっ、まだいけるんすか?」

この瞬間がたまらない。
ここからは赤い彗星の独壇場。
なんたってワイルドカードがあるんだから、乗りますよ。昇りますよ。

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クラウド9まであと一歩と迫ったCOQ。
この時点でもワイルドカードを残していたため、到達は確定している。

そして、

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ワイルドカードを叩き付けて、最高の幸せを獲得。
一気に25点を獲得して楽勝ムード。

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しかし、ここから同じくワイルドカードを隠し持っていたヒロシが単独飛行で7番目の雲への旅を成功させる。
後ろからジリジリと迫られて焦るCOQ
この時、COQ:44点 ヒロシ:39点
50点に到達したプレイヤーが現れた時点でゲームは終了する。
ここで痛恨のミス。
50点到達を焦って6点で飛び降りてしまった。
すると、その後気球はするすると上昇していき、ヒロシが12点の雲で飛び降りたのだ。

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挙げ句、気球はさらに上昇し、ナカが8番目の雲まで辿り着く。
なんと、終盤でプラス20点の快挙。
JJとカジのポークビッツはクラウド9を望み、垂直落下。

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結果、なんと楽勝のはずが3位になってしまいました。

ナカ:52 ヒロシ:51 COQ:50 JJ:43 カジ:40

残念!

プレイ時間30分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆
初心者にも!
子供と一緒に!

単純なルールですが、ブラフ有り、記憶力勝負あり、ここぞと言うときの決断力勝負あり、と中々アツいゲームです。中でも、記憶力は結構重要。前回の墜落時、どんな出目でカードが出せずに墜落したのか。その後のカードの補充は何枚だったか。ワイルドカードは何枚使用されたか。この辺りの記憶が勝負を分ける事が多いようです。

以前、3人でプレイした時はクラウド9に辿り着くことはできませんでした。このゲームは多人数でプレイしたほうが気球上昇の確率も上がり、盛り上がるようです。

私が所有しているのは旧版で、箱の形がその他のゲームとマッチしないために収納に困ることもありますが、現在販売されているものは新版となり箱の形は変更されたようです。その分、ボードの形が若干変更になっているようですね。写真から判断すると、気球と駒の形状は変わっていないようなのです。立派なコンポーネントは健在のようで、一安心ですね。

6人まで楽しめるので、色々と重宝するゲームです。
家族でプレイするのにもオススメ。くれぐれも下ねたは程々にw。