En_Garde.jpg29-Oct-2011 ボードゲーム レビュー


アンギャルド

作者:Reiner Knizia
2人専用
対象年齢:8歳以上

クニチー先生作、傑作のうちの一つ。
  我が名はジャン=ピエール=ポルナ……!!

クニチー先生デザインのフェンシングゲーム「アンギャルド」です。
手札のカードを使用し、押したり引いたりしながら必殺の一撃を叩き込みます。

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ゲームには、細長いボードと金属製の駒が同梱されています。
双方がボードの両端から始め、相手の駒へとにじり寄って行きます。

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使用するカードは25枚(1〜5までが各5枚ずつ)。
これを各自に5枚ずつランダムに配ってゲームスタートです。
残りは山札となり、山札が無くなったらラウンド終了。

手番では、

1.カードを1枚プレイ:その分だけ前後に移動
2.同じ数字のカードを任意枚数プレイ:攻撃
3.カード1枚で前方へ移動後、任意枚数で攻撃:前進攻撃(発展ルール)

のどれかを行います。
その後、手札を5枚に補充して相手のターン。

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攻撃では、同じ数字のカードをプレイして、その数字分先のマスにいる相手を攻撃。

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攻撃された相手は、同じ数字を出された枚数と同じ枚数手札から出せればこの攻撃を受け流せます。
カードを出せなければ攻撃が決まり、1本取られてしまいます。

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前進攻撃では、1枚のカードで移動した後に、攻撃を繰り出せます。

この場合は、防御側のプレイヤーは受け流すか、カードをプレイして後退するかを選択できます。

攻撃でも移動攻撃でも、受け流す事に成功すればそのまま(カードの補充無く)、
防御側だったプレイヤーに手番が移ります。

後退した場合は、攻撃側が手札を補充して手番を続けます。
後退ばかりしていると、後ろに追いつめられて負けてしまいます。

山札が無くなるまで攻撃が決まらなかった場合、勝敗は手札と駒の位置に委ねられます。

山札が無くなった時点で、手札に相手を攻撃できるものがあれば、その枚数の多いほうが勝ちます。
無い場合には、駒の位置で勝敗を決します。

ただし、山札が無くなる直前の行動が「前進攻撃」だった場合は特殊です。

ルール1:
受け流す事ができれば、通常と同じ方法で勝敗を決する。後退した場合は、駒の位置で勝敗を決する。

ルール2:
受け流した場合も、後退した場合も通常と同じ方法で勝敗を決する。

ルール1は通常版に付いているルール。
ルール2は別のバージョンに付いているルールのようです。

どちらを選択しても良いと思いますが、ルール2のほうが熱い戦いを演出してくれそうです。

先に5本先取したプレイヤーが勝利します!

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2人ゲーム会にて、ちきさんと勝負。
ちきさん持ち込みのコンポーネントは片方の剣が折れている。

しかし余裕の「俺は折れている方でいいや」
結果は3戦2敗、剣の折れた騎士に敗れるという屈辱。
悔しス。

再戦を誓いつつ、数少ない勝利のラウンドを紹介。

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初手、1が3枚被っている。
各数字は5枚ずつしかないので、3枚あるということはかなり有利。
ただ、1は間合いをかなり詰めなければならないので難しい1手ではある。

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ともあれ、まずは移動から。
移動で出遅れると駒の位置関係上とても不利になるので最初のダッシュは必須。
5をプレイしてひいてきたカードは2、これで2が2枚となるが悩ましい。

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当然、相手もダッシュしてくる。
こうして大きめの数字は序盤にある程度消費されることが多い。
この数を覚えておくのも非常に重要。
カウンティングとまではいかないが、ある程度までは把握しておきたい。

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結局、2を移動に使っている間に3が2枚となった。
相手の目の前まで間合いを詰めなければならない1よりも3のほうが使い勝手が良い。
1で攻撃を決められれば良いが、仕留められなかった時に間合いの外に逃げるのが大変。

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そして、神の間合い「6」へと達する。
カードの数字は5までしか無いので、通常攻撃を仕掛けられる心配は無い。
相手の出方を伺い、カード構成を予測する絶好の間合い。
この間合いに入った時に駒が相手側に近づいているかどうかがラウンドの有利不利のバロメーターの1つ。
なるべく相手側に移動できるように、手札を整えながらにじり寄る。

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そうこうしているうちに、3が3枚。
これは仕掛ける絶好のチャンスだ。
しかも山札の数は残り少ない。

そして、間合いは6。

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前進攻撃!
3を1枚消費し、間合いを3に詰めての3攻撃。

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たまらず相手は後退を選択。
ここで山札が尽き、ラウンド終了。
相手の陣地近くまで侵入したCOQのポイント。

1ラウンドの消費時間:3分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

熱いです。
単純な構成の、たった25枚のカードでここまでの駆け引きを演出するとは参りました。攻撃が2種類あり、山札終了時のルールが若干違う等、ルールは少々取っ付きにくい部分を含んでいますが、慣れてくると流れる様にプレイできるようになり、その駆け引きの部分だけに集中できるようになります。

箱を開くまではそうでもないのですが、一旦始めてしまうと中毒性がかなりあり、このゲームだけを日がな一日中プレイしていても飽きないと思えてしまいます。2人でガチ勝負する際には、箱を開ける前に何戦行うかあらかじめ決めておくと良いでしょう。

駒は金属製でかなり尖っているので小さい子供の居るお宅は注意です。厳重に梱包がされていますが、たまに破損している場合があるようですので購入時は要チェック。

2人でゲームをする機会のある方は持っていて損なし。オススメです。
ウィスキーをロックでカラカラまわしながら白熱電灯の下でプレイしたい。
シャツの色は白です。

追記:通常版はmayday 70x110のスリーブがフィットします。スリーブに入れた場合は、カードを中敷の下に収納すると良いでしょう。