genial_dice.jpg10-Mar-2012 ボードゲーム レビュー


頭脳絶好調ダイス

作者:Reiner Knizia
2〜4人用
対象年齢:8歳以上

俺って天才!って叫びたかった。

予告から大分経ってしまいましたが、今季クニツィアダイスゲームの双璧の一つ『頭脳絶好調ダイスゲーム』です。

国外でファンタジーフライト社から発売されている『頭脳絶好調チャレンジ』
というゲームに含まれているゲームの一部です。

つまり、シングルカットというやつですね。

G-dice-1.jpg(クリックすると拡大します)
ゲームはダイスゲームなのでダイスを使います(当たり前)。
お馴染みの六つのシンボルが書かれたダイスです。
中々出来は良い。

G-dice-2.jpg(クリックすると拡大します)
これと、各自に配られるスコアシートをゲームに用います。
スコアシートには、各シンボルの得点列が3つのブロックに別れて書かれています。

G-dice-4.jpg(クリックすると拡大します)
手番では、自分だけがダイスを振り、目を確定させます。
この時、3回まで振り直すことができます。
その他のプレイヤーの出目は、直前の手番で各自が振った目です。

このダイス目を他人の物と比べ、同じシンボルがあれば得点できます。
ただし、自分の一つだけでは得点になりません。

上記の写真だと「赤いマヨネーズの口」のシンボルだけ3点獲得できます。
(自分に1つ、左に2つ、右に1つあるから 2+1=3)

獲得した分だけスコアシートを塗りつぶして行くわけですが、
ここで3つのブロックが大きな意味を持ってきます。
次のブロックへ塗り進めるには、直前のブロックの最初の列が全て塗られていなければならないのです。

つまり、万遍なく得点していかなくてはならないのですね。
頭脳絶好調らしいです。

G-dice-3.jpg(クリックすると拡大します)
通常の得点以外に、ゾロ目を振れば、好きなシンボルを得点することができます。

こうして、最初にスコアシートを全て塗り終えたプレイヤーが勝利します。

残念ながら、「俺って天才!」と叫ぶルールは実装されていません。
詳しいルールはこちらに。
オプションルールは最初から適用したほうが手番順の有利不利が均衡して◎です。

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TBGL宮原ゲーム会にて4人プレイ。

G-dice-1-1.jpg
トップを走るけがわさんに得点させないように皆で頑張ったのですが、
残念ながら勝ちきられてしまいました。

プレイ時間:20分

オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆ 

ヒットしたら紆余曲折を経てダイスゲームという流れには飽きを感じ始めていますが、
単なるグリード系のダイスゲームなんて作らないのがクニツィアの凄いところ。コンポーネントはダイスですが、良くも悪くもちゃんと頭脳絶好調してます。

頭脳絶好調的というか、チグユー的というか、平均的に得点をとっていかなければならないところなど、上手に表現していると思います。それに加えて、このゲームでは自分のダイスが相手の得点源であることから、トップ目の人が狙っているダイス目は残せないなどの苦しさも適度にあります。その反面、無機質なところもしっかり受け継いでいるので、テーマ重視の人には合わないかも。あと、一度離されると追いつくことが難しいです。なにせダイスは一人2つですから。

COQは四人でしかプレイしたことがないのですが、実はこのゲーム、プレイ人数によって手持ちダイスの数が変わります。四人だと2つですが、三人だと3つずつ。ダイスが多くなると選択肢も増えるし、ゾロ目にも2通り(2つゾロと3つゾロ)あるので三人のほうが良いのかもしれませんね。

自分はケルトダイスの方が好きですが、此方が好きだという方もいたので是非両方試してみて下さい。6面ダイスでシンボル6つ、普通のダイスで出来るんじゃ………グハッ

アルバムというか、頭脳絶好調カードやらが詰まったファンタジーフライト社「頭脳絶好調チャレンジ」のほうがお得かな。