It_Happens.jpg25-Sep-2011 ボードゲーム レビュー


それってアリ?

作者:Stefan Feld
3〜5人用
対象年齢:8歳以上

こんなに箱が大きいなんてアリ?

フェルト作のダイスゲーム「それってアリ?」です。
フェルト作品にしては珍しく、対象年齢が8歳以上のゲーム。
熱狂的なフェルトサポーターの管理人としてはどんなものでも手を出しちゃいます。

ゲーム中、プレイヤーはアリクイとなり、蟻塚を物色します。
蟻塚の物色には各自に5つずつ配られた自分の色のサイコロを使用します。
手番では、そのうちの1つを振り、蟻塚に配置していきます。

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蟻塚にサイコロを配置する時には、必ず左詰めで配置しなくてはなりません。
また、各プレイヤーが1枚の蟻塚ボードに配置できるのは1列だけです。
全員がサイコロ全てをどこかに配置し終わった後、各ボードの各自のサイコロの合計を比べます。

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合計値が1位のプレイヤーは女王アリタイルを獲得し、2位のプレイヤーは将軍アリタイルを獲得します。
それぞれに書いてある数字がそのまま勝利点です。
その他、サイコロを置いたところに絵柄が書いてあれば、そのお宝タイルもしくは虫タイルを獲得できます。

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お宝タイルは各4枚あり、2枚ずつ集めるか、多種類を集めると勝利点となります。

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虫タイルは最後に1勝利点とする事も出来ますが
1枚消費することにより手番を飛ばしたり、サイコロを振り直したりすることができます。
コレが様々なドラマを生みます。

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ボードは合計12枚あり、3枚ずつ4ラウンドでゲームは終了します。
最後に最も勝利点を獲得していたプレイヤーが勝利します!

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TBGL宮原ゲーム会にて人プレイ。
COQは赤色。

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ゲーム開始時は、サイコロ5個と虫2つを持ってスタート。
虫はサイコロの振り直しや、置きたくない場合の手番順を操作できるので結構重要。

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ダイスゲームはサイコロを振るだけでもワクワクする。
蟻塚はカードによって高さが違ったり、得られるお宝が違ったりして、
どこにサイコロを置くか非常に悩ましい。

何が悩ましいって、他のヒトは6なのにCOQだけ2…。
丁度余っていた木製の駒入れボウルを各自のダイストレーにしたのがいけないのか。
そうだきっと木目のせいだ。

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木目が災いして次の目は「1」…orz。
こんな時はどうでも良いところや、サイコロを置くことによりアイテムを獲得できるところに置く。
とりあえず1段目で虫を獲得できるところに「1」を逃がす。

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で、1ラウンド終了。
サイコロの出目が悪いなりにも、配置場所を工夫することでなんとかなる。

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こうして獲得したCOQの1ラウンドの戦利品。
靴は1枚では得点にならない、2枚集めなくては。

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そして2ラウンド。
初手5を振るが、どこ左詰めで置かなければならないのでどこも厳しそう。
サイコロを振る前に、虫を使って手番を飛ばすことも考えたのだが、
全員の虫の数的に結局自分に手番がまわってきそうだったのでやむを得ず。

しょうがないので虫が取れるよというちきさんの甘言にのって配置。
各ボードの賞品アリタイルの下にかかれた虫と数字は、
合計値がその数字になれば虫タイルが貰える事を示している。

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2ラウンド終了時、木目の違いがだいぶひびいてきた。
反面、黒サイコロのちきさんの目は素晴らしい。

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このラウンドの収穫は虫タイルがわずかに増えた程度。
そのうち、この虫で巻き返しをはかりたい。

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…と気合いを入れて虫を投入するも、

ちき「どうせ余計目が悪くなるんだろう?」

という呪いの言葉通りに虫の無駄死に。
えーえーそうですとも、虫を使って目が下がるお約束。
最初は「6!」なんて叫びながらサイコロを振っていましたが、
次第に「4以上!」から「1はやめて!」にトーンダウン。

良いとこなしだったので、せめてもの見せ場と思い、「木目が違えば俺だって!」
とダダをこねて(笑)ちきさんと皿を交換。

結果は当然変わらず、COQは馬群に沈みました。

勝者はちきさん!

お見事。

プレイ時間:35分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

ドイツゲームらしいゲームを世に送り出す、今一番お気に入りのデザイナーであるフェルトであうが、8歳以上対象のダイスゲームということで少し敬遠気味でした。しかし…

かわいい図柄で子供向けゲームと思いがちですが、しっかりとフェルトらしさが散りばめられたゲームで、手番の順番やダイスの目とにらめっこしながら、悩ましい選択を迫られます。流石に、胃が痛くなるような罰則はありませんが。ダイスの神が降りてこなくても、ある程度なんとかなるところが秀逸。もちろん神が降りてくれば気持ちよくプレイできるでしょうけど。

難点は、サイコロを振るのが1個ずつで少し寂しい事と。箱がでか過ぎることです。前者はゲームの特徴でもあるので良いとして、箱の方は体積で6分の1にはできると思います。箱を大きくしないと値段をあげられないというメーカー側のジレンマまでにはつき合いたくないですね。こんなことを考えるのは家の狭い日本人だけかもしれませんが。

ともあれ、ルールも単純で、悩ましさもあり、サイコロを振る楽しさもあって、これからは初心者の方にはこのゲームを勧めようかとさえ思える好ゲームでした。

やっぱりサイコロゲームは大好きです。










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テンデイズゲームズさんで購入しました