skull_and_rose.jpg04-Jul-2011 ボードゲーム レビュー


髑髏と薔薇

作者:Herve Marly
〜6人用
対象年齢:10歳以上

複雑なルールとコンポーネントは、
           君の頭の中に!

バイカー達の争いをテーマにした「髑髏と薔薇」の紹介です。
このゲームは所謂ブラフゲームです。

SR-1.jpgSR-1.jpg(クリックすると拡大します)
各自に配られるのは四角いマットと自分のチームのロゴが描かれた4枚のコースター。

SR-3.jpgSR-3.jpg(クリックすると拡大します)
コースターの裏面は3枚が薔薇で1枚が髑髏となっています。

手番では、このコースターを自分のマットの上にロゴを表にして1枚ずつ置いて行きます。
手番が1周した後は、コースターを置くか、チャレンジをするか選択できるようになります。

チャレンジとは、薔薇の数を宣言し、宣言した数だけ薔薇を表向けること。
ただし、チャレンジの最中に髑髏を表向けてしまうとチャレンジは失敗です。
チャレンジに失敗すると、コースターから1枚をランダムで抜かれてしまいます。

ここで重要なルール、チャレンジの最初に自分のコースターを全てめくる必要があります。
チャレンジしたいけど髑髏もめくらせたい、その狭間で苦しむことになります。

ゲームの目的は、チャレンジを2回成功させること。
誰よりも早くチャレンジを成功させ、他のチームをぶっちぎりましょう!!

複雑なルールは殆どありません。
ただし、プレイヤーの頭の中はフル回転、何重にも思惑が絡むでしょう。

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TBGL宮原ゲーム会にて、たっくんさん、流さん、JOSSさんと4人プレイ。

(このゲームは既にたっくんのボードゲーム日記にてリプレイが公開されています。
例によって、両方を見比べるとザッピング的に楽しめるかもしれません。)

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色々迷った挙げ句、我がチームは「イーグルス」に。

COQ「ホテルカリフォルニア歌いながらやりますよ♬Welcome to the~」

勝負は既に始まっている。
飄々としたイメージを植え付けないとね。

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そして、第1ラウンドの初手。
まだ手番が1周していないので、チャレンジはできない。
そもそも、手札が平等のうちにチャレンジするのは運まかせになってしまう。
だから、ある程度場が歪むまでチャレンジは控えよう、と思っていた。

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そうなれば…
出すのはコレ。1択。今朝起きた時から決めていたと言っても過言ではない(ウソ)。
いきなりは無いだろうとか、思わせたら勝ちですよね。

あまり悩むそぶりを見せないように…

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すると、流さんいきなり2枚でチャレンジ。
この時点で流さんのコースターが薔薇なのは決定?
それともブラフ??

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次のJOSSさんは3でチャレンジを上乗せ。
このように、チャレンジが始まると、レイズか降りるかのチキンレースとなる。
流石バイカー、イーグルスの一員としては降りる訳にはいかない。

だが断るッ!

たっくん「パス」

COQ「スパ(飄々とね)」

流「パス」

自分以外の全員がパスをしたので、JOSSさんは3枚のコースターをめくらなければならない。

まずは自分のをめくる「薔薇」

そして、流さんのをめくる「薔薇」流さんはブラフではなかった模様。

ここまでは順等。
あとは2択、そして、、、

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来たッ!
ヤッター、髑髏でした。

髑髏を引かせたご褒美として、JOSSさんのコースターからランダムに1枚をゲームから取り除く権利が与えられる。

COQ「ひょっとして、これ髑髏じゃないんですか?w これでもう死に体?w」

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第2ラウンド。
手番は、チャレンジをしたJOSSさんから。

タン、タンと小気味良くコースターが置かれてCOQの番。

ここでCOQは考えた。
次は無いだろうと思って再び髑髏を喰らったら、このゲームではまさに死に体となるよね。

0.2秒迷った後に、再び初手髑髏。

COQ「写真を撮ってると髑髏っぽく見えますよね〜」
軽く三味線も弾いておく。

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そしてらたっくんさん、なんと「4」でチャレンジ。

自分のコースター2枚を表向け、薔薇2つ。

…で、伸びて来た。

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手が。

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ヒャッホゥ

これでたっくんさんも手札3枚に。
机の下でコースターを混ぜてから引かせようとするたっくんさん。

一番引きにくそうな所にあったコースターを引く。

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ここからは攻勢。

COQ「たっくんさん、悩んだ振りしてるけど、ホントはJOSSさんと一緒に死に体なんじゃないの?w」

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と、ここでチャレンジを試みる。
チャレンジは「4」

まずは自分のを2枚。

口では死に体を投げかけながらも、実は1/4の確率を引けていないと思っていたCOQ。
この間、静かにプレイする流さんもそろそろ勝負にでるのではないかと思い、思い切ってめくる。

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…が、失敗。

COQも手札を減らされる。

流「死に体なんじゃないの?w」

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生きてます!

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九死に一生を得た髑髏で再びJOSSさんを討取る。
これでJOSSさんは残り2枚。

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ここで再び勝負。
髑髏をクローズアップして写真を撮ったり、しながら種をまく。

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でも出すのは薔薇!

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「2」のチャレンジを宣言すると、他に誰も乗ってこない。
結局このチャレンジに成功し、頭一つ抜きん出ることに成功!

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でもここで焦るとロクなことがない。
また暫くは髑髏のヒトとなるべく、髑髏を投じ続ける。
場はコースターが少ないうちに仕掛ける流れだったので、なるべく1枚目に。

作戦が成功し、流さんとたっくんさんをそれぞれ討取る。
ちなみに、COQの四角マットだけ色が違うのはチャレンジに1回成功した目印。

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最後は「2」のチャレンジを無事成功させ、2:0:0:0で勝利。

続いて行った2戦目は流さんが勝利しました。

終始笑いの耐えない展開でプレイ時間20分

オススメ度:★★★★★★★★★☆

ルールはシンプルですが、口三味線あり、予想あり、頭の中はかなり複雑に読み合っています。また、髑髏を使って相手を討取る楽しみと、一気に勝負にでる楽しみ、そしてその両方を行いたい狭間での悩み。単純なルールでこれだけジレンマと爽快感を共存させたのは秀逸の一言です。

コンポーネントは非常にオシャレで、飲み会の最中にカバンからふと取り出してもまったく違和感がありません。砂だらけの荒野を走る車のダッシュボードからおもむろに取り出し、車をパブの駐車場に適当に突っ込んで、ビールを飲みながら1ゲームしたくなります。

「あら、COQさんてオシャレね。」

女子の声が今にも聞こえてきそう。

ただし、単純であるが故に多少のノリが求められると思う。

「コースターの髑髏が瞳に映ってるぜ!!」
「そういや君の髑髏は表に傷が付いていたね。」

ウソでもなんでも織り交ぜて、賑やかにプレイするのが合っているゲーム。
バイカーは陽気なのだ。

実はこのゲームも、会社のボーリング大会の景品にしちゃいました。
2次会の酒宴でデビューさせる予定!

ブラフとはほど遠い、Mr.パーフェクト(COQじゃないよ!)と呼ばれるあの人に当たったらどうしようw。