balooncup.jpg11-May-2011 ボードゲーム レビュー


バルーンカップ

作者:Stephen Glenn
2人専用
対象年齢:10歳以上

大丈夫、僕はマイペースに飛ぶから。
 ただ、君には空高く飛んで欲しいんだ。
            …平地でね。

2人専用ゲーム「バルーンカップ」の紹介です。

プレイヤーは気球レースに挑戦し、各地で手に入れた賞品でのトロフィー獲得を競い合います。

コンポーネントは気球カードとトロフィーカード、地形タイルが4枚に布袋と木製賞品キューブ。

プレイヤーの間に1〜4の数字が書かれた地形タイルを並べ、タイルの上に数字分の賞品を補充します。

手札として気球カードを8枚ずつ配ったら準備完了。

手番では、手札から気球カードを1枚プレイし、各地形での気球レースの勝敗を確認した後に手札を補充します。

気球カードは自分側、相手側のどちらにプレイしてもかまいません。ただし、地形タイルに置かれた賞品の種類と数と同じカードしかプレイすることはできません。

両側に賞品と同じ数のカードがプレイされたらその場所のレースは決着。地形タイルが平地なら気球カード合計値が少ないプレイヤーが勝利し、地形タイルが山脈なら気球カード合計値が多いプレイヤーが勝利します。

地形タイルの表裏は平地と山脈となっており、レースが決着した地形タイルは裏返して賞品を補充します。
次のレースはさっきと逆の条件ってわけです。

それぞれの色のトロフィーカードは、カードに書かれた個数分賞品を集めると獲得できます。また、既にトロフィーが獲得された色の賞品は3つ集めると他の色の賞品として数える事ができるようになります。

5個のトロフィーのうち3つを獲得したプレイヤーが勝利!

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上:気球カード
下:トロフィーカード
賞品の数は赤が一番多い。

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地形タイルを両者の間に並べる。
賞品キューブはランダムに配置。
布袋は結構上質。

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勝敗が決したタイルは裏返す。
さっきとは逆の条件に。


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「たっくんのボードゲーム日記」のたっくんさんのお家に持ち込んで二人プレイ。
既にたっくんさんのページではプレイ記が公開されていますので、
両方読むとザッピング的に楽しめるかもしれません。

(リンク「たっくんのボードゲーム日記:バルーンカップ記事」)

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さて、早速ゲームスタート!
最初は「1番平地」「2番山脈」「3番平地」「4番山脈」と並ぶのがルール。

黄色が手札に無いものの、1や13に偏っている中々の手札。
実はCOQもこのゲームは購入当時に嫁と1回やったきり。
インストはマニュアルを見ながらしどろもどろでした。

そして初手。
やっぱりここは楽しく、そしてルールを一気に把握して貰うために相手の側へプレイすることに決定。
手が滑って(ウソ)つい「1」をたっくんさん側の山脈に。

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COQ「まぁ、ここは低く飛びましょうよ!」
たっくん「(!)」

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すると、たっくんさんは賞品キューブが沢山のる4番の山脈に「黄色の13」をプレイ。

COQ「そんなに急がずに、ここは低く飛んでいきましょうよ。(笑)」
たっくん「(!)」

危ない危ない、そんなに高く飛んだら大気圏を飛び出しますよ…と。
たっくんさん側の4番に「青色の1」をプレイ。

すると、たっくんさんもCOQ側の平地に「黄色の12」をプレイ。
真の気球レースがスタートした瞬間でした。

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基本的にはカードをどんどん自分の側にプレイしていく。
相手が良いカードをプレイしたら、勝敗が決する前に高度を調節させて頂く(笑)。

3番の平地に「黄色の2」をプレイするたっくんさんに「赤の10」をプレゼント。

COQ「いやぁ、たっくんのボードゲーム日記にはもっと高見を目指して欲しいですねぇ、平地でだけ(笑)。」
たっくん「高ッ!」

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ほどなく3番のレースは決着し、賞品キューブを頂く。
その後、平地は裏返されて山脈に。

ゲームに初めて緑色の賞品が登場する。
この時、COQの手札には「緑色の1」と「緑色の13」が。

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早速3番で飛び上がろうとするたっくんさん側にすかさず「緑色の1」をプレイ。

その後、1番の平地の勝敗を決しているたっくんさんを尻目に、「緑の13」を自分側にプレイ。
またしても3番の主導権を握り、賞品キューブを頂く。

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中盤の様子。
だいぶ賞品キューブが貯まって来た。

手札にはどうしてもどっち付かずの数字が余るので、レースの勝敗を決する時に効率的に使いたい。
などと考えていると、、

ここでたっくんさんが手札を全公開。
出せるカードが無い場合は手札を公開し、手番中1度だけ4枚交換を行うことができる。
…が、交換後もカードを出せない。

その後、なんと3回連続で手札公開。
どうやら不運がたっくんさん側に偏ってしまったようだ。

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そうなれば、順調に賞品キューブを獲得するのみ。
やがて、赤と緑の賞品が規定数に届き、トロフィーを二つ手に入れる。
青の賞品も3つあるので、あと1つあればトロフィー獲得。

ここで注目なのは黄色の賞品が3つあること。
トロフィー獲得後の賞品は3つで他の色に変換できるのだ。
つまり、黄色のトロフィーがたっくんさんに獲得されてもCOQの青賞品が4つとなりトロフィー獲得。
勝ち筋は2通りあったのだ。

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黄色の賞品が賭かったレースは既に劣勢で、たっくんさんが黄色のトロフィーを獲得。

ここでカミングアウト。

COQ「獲得されたトロフィーの賞品は3つで他の色になりますので、青4つになりました。」
たっくん「げッ!」
COQ「ただし、トロフィーを獲得できるのはレースに勝ったタイミングのみです。」

しばし、勝負は続く。
この時点でたっくんさんも青賞品を3つ持っているので侮れない。

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しかも、問題のレースは接戦。
平地なのに、COQは空高く13も飛ばされている。

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…が、カード運に助けれられ、無事賞品を獲得し、トロフィーゲット。

COQ:赤/緑/青 たっくん:黄

おつかれさまでした!

プレイ時間30分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆
初心者にも!

勝ったから言う訳ではないですが、面白かったです。
テーマと絶妙にマッチした浮遊感。
本当にふわふわと気球レースをしているかのようです。
結構ガチンコの対戦ゲームなのですが、この浮遊感のお陰で終始和やかにプレイできます。「もっと高く飛びましょうよ」、というやり取りが楽しいです。

手札が8枚もあるので、それなりに運を払拭することもできると考えていたのですが、3連続プレイ不能事件が起るあたり、やはり運の要素は強そうです。

考えどころは、「賞品キューブの取捨選択」。トロフィー獲得の為に、どのレースに全力投球するか、というところでしょうか。ここが巧く行けば有る程度勝てるような気がします。

プレイ感はさながら運の要素の強いバトルラインというところでした。
地形が裏返ってカードの運用が逆になったり、賞品キューブでトロフィーを獲得したりと良く考えられたなかなかのゲームだと思います。

残念ながら、現在絶版状態になってしまっているようですが、オランダの999ゲームスには取り扱いがあるようです(「Balloon Race」)。
999ゲームスと言えば、タナカマ店長のテンデイズゲームズ
取り扱いに期待しましょう。

ところで、、、
バルーンカップってスラングで巨乳とかそんな素敵な意味がありそうです。
ゲーム終了後、「中々良いですね、バルーンカップ!」とか言ってたような気がしますが、誤解されていないと嬉しいです。










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終了後はサイフォンで珈琲を入れて頂く。
ごちそうさまでした。