Campanile.jpg 06-Feb-2012 ボードゲーム レビュー


カンパニーレ

作者:Hanno Kuhn and Wilfried Kuhn
2〜5人用
対象年齢:10歳以上

一番高くなる鐘楼はどれだ!?

1996年の発表作「カンパニーレ」です。
2009年に新版が発表され、現在手に入るのはこちらのほう。
ツイッターでお勧めしてもらい、手に入れてみました。

5つの鐘楼を高くしていき、どの鐘楼が一番高くなるかを予想するゲームです。
高くなると思う鐘楼にベットするのですが、新版と旧版で若干ルールが違います。

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鮮やかなイラストで、鐘楼が書かれたカードが沢山。
土台としてあらかじめ置かれたカードに、手札から各自が1枚ずつプレイして、
上へ上へと建築していきます。

カードの重ね具合で1段〜3段までのばす高さを調節できます。

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手札からカードを置いたら、場にある3枚から1枚を選んで補充します。
その後、新たに山札から場にカードを出します。

この場のカードがカードサプライ以外の効果を持っていることがこのゲームの肝。
ちなみに、新版は山札が1山ですが、旧版では3山だったようです。

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カードを配置した後に、自分のチップを鐘楼にベットできます。
しかし、ベットできる先は、場にある3枚のカードの鐘楼のみなのです。

自分の手札にあるカードを出してみたものの、場のカードと合わずにベットできない。
という悩ましさが凄いです。

ちなみにベットは先出有利。
先に唾をつけておけば、後ほど追加して優位を保ことができます。

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山札から中間決算と最終決算のカードがでたら得点計算。
高くなっている鐘楼から順番に、得点のカードを付与していきます。

その後、それぞれの鐘楼で優位なプレイヤーが得点を獲得。
中間決算があるのは新版だけのようです。

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プレイ人数により調節された得点カード達。
高くなった鐘楼のテッペンに旗がなびく様は中々壮観です。

最終決算後、最も得点を獲得していたプレイヤーが勝利します。

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実家ゲーム会にて、ヤス、のっち、セイコーの4人で。
COQは青いチップ。

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セットアップしてゲームスタート。
黄色の照明はもう仕様ということで。

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手札は3枚。
4隅がラウンド加工されていないので少しチクチクする。
絵は凄く綺麗、たまに遊び心のあるカードが混じってる。

土台は既に置かれているので、どのカードも出すこと自体は可能。
先手番が既にチップを置いたところはあまりのばしたくない。

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斜塔カード(左端)を置いて、ついでに軽くベットしてみる。
得点カードには1位2位に得点を与えるものがあるので、
ベットでペアとなるプレイヤーと協力していくのも大事…だが、
斜塔にベットしてきたのは流木のっち。

貧乏人同士で協力して斜塔をのばす。
狭い土地ならまかせろ、と。

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ついでに、空いていた隣りの青い鐘楼にも唾を付けておく。
元気良くのびていくのは、右側の2本。
こっちはヤスがご執心。

バカと煙は高いところが好きだけど、バカではない筈なので俺達は煙だな、
などと馬鹿なことを呟きながら。

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対抗して自分のベットした鐘楼ものばしていく。
しかし、折角のばした青い鐘楼に流木のっちがさらにベットを重ねて来た。

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当然、ベットを被せるべくチャンスを伺うが、場にカードが出てこない。
たまに出て来ても、誰かがすぐに手札補充に利用してしまい、COQの手番に残らない。
苦し過ぎる。

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祈りむなしく中間決算。
結局、青い鐘楼の1位はのっちに譲る。

中間決算も最終決算も、高い程に高得点の旗が与えられる。

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そして後半戦。
このあたりまでくると、残りチップの数から、
どの塔で優位を保てるかの計算が容易になってくる。

しかし、場のカード次第でその計算が狂うこともしばしば。

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終盤、セイコーが青い鐘楼にも手を出して来た。
一躍のっちに次ぐ2番手となるセイコー。

なんとかしてチップを追加したいが、
2人が結託して青のカードを枯渇させてくる。

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さらに、セイコーにだめ押しのベットを青の鐘楼に決められ、万事休す。

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直後に終了フラグが立ち、得点計算。

見事に延びた鐘楼は圧巻。

残念ながら、1点差で破れてしまいました。

セイコー:13 COQ:12 ヤス:4 のっち:3

散々結託して邪魔をしておいて、馬群に沈むあたりは流石の流木プレイ。

プレイ時間:22分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

噂に違わぬ良いゲーム。
シンプルなルールを、山札からめくられるカードの運が、手札とビットの2重に影響して楽しいゲームにしてくれています。旧版の1発勝負も悪くないけど、新版のほうが楽しみやすくなってるし、カード補充のルールが洗練されてます。

特に鐘楼へのビットが熱く、追いすがってくる相手を引き離しにかかる瞬間のカードめくりには必然的に力が入ります。相手が乗ってこなければ無駄なビットはしたくないので、そのあたりの駆け引きも重要。置きたいのに置けない瞬間、置きたい相手のカードを取る瞬間がどちらも心に汗をかく感じで気持ち良いです。

また、ゲーム中に幾度か訪れる、狙った鐘楼での協力関係の構築、すれ違いなどの分岐点もゲームを盛り上げてくれますね。俺で勝負しろ!みたいな。

2〜5人のどの人数で遊んでも遜色なく面白そうなところも良いですね(注:4人と2人しかプレイしてませんが)。プレイ時間がスッキリ短いのも◎。

カードの角が尖っているのだけが難点ですが、絵も綺麗ですし特に文句は無い感じ。お勧めです。