geschenkt.jpg23-Dec-2010 ボードゲーム レビュー


ゲシェンク ★10
作者:Thorsten Gimmler
3〜5人用
対象年齢:8歳以上

お前はもう終わりさ、35を抱いて堕ちろ!!

アミーゴ社の「ゲシェンク」の紹介です。良いものは紹介したくなってしまうので、高評価のゲームが続いています。先に書いておきます。コイツは買いです。

ゲームには3〜35までのカードと55枚のチップが付属しています。チップは各プレイヤーに11枚ずつ配られます。裏向けた33枚のカードの中から、9枚のカードをランダムに抜き出し、残りをシャッフルしてゲームスタート。

スタートプレイヤーが24枚となった山札の一番上を表向けます。出てくるのはいずれかの数字カード。スタートプレイヤーから順番に、このカードを取るかどうか、決めて行きます。

数字カードに描かれた数字の意味は、マイナス点。3なら「−3点」、35なら「−35点(!)」となります。取りたくない場合は、手持ちのチップを一枚場にだし、時計回りに次のプレイヤーへと判断を委ねます。

チップはゲーム終了時に1枚につき1点となります。したがって、次第に場に貯まるチップとマイナス点とのにらめっことなるわけです。

これだけだとチップが数字を上回るまで誰も取らないということになってしまいそうですが、ここにゲームの肝となるルールがあります。数字カードは連番になった場合、一番小さい数字のマイナス点のみが適用されるのです。

あえて、でかい数字を序盤にとり、連番を狙うという戦略もありなわけです。また、相手の連番を阻止するために、あえて高い数字をとらなくてはならない時もあるでしょう。しかし、ゲーム開始時に抜かれた9枚がくせ者です。狙っている数字はこの世に存在しないかもしれません。

ルールは単純ですが、カードも綺麗だし、ドイツゲームの魅力を短時間でタップリ味わうことのできる逸品です。

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自宅ゲーム会にて、カジ、ヒロシ、JJと4人プレイ。

最初は「9」。

35まである数字を考えれば、かわいいもの。

このくらいの数字だと、来るべきハイカードをスルーするためのチップ確保のために、2〜3枚のチップでも取られるようです。

・・とカジが「9」を獲得。

取ろうと思っていたのに!

関係ないけど、カジのやけにジッパーの多い服が気になる

続く「31」流石に皆、なかなか取りたがりません。
しかし、極端なハイカードも実はチャンス。もしもこれに続く数字が出た場合、自分だけが悠々とチップが貯まって行く様を見守ることができるようになるのです。

ここで、私はあえて31を獲得。

ヒロシ「絶対繋がりませんよ、そんなの。」

そんな声とは裏腹に、32、33、34と立て続けに獲得してホクホク。これだけ獲得しても、連番になっているのでマイナスは31の分だけで良いのです。

ジャラジャラと手持ちのチップを鳴らしながら、悠々とゲームを進めるCOQ。そろそろ、ヒロシとJJはチップが無くなって来ているはず(チップは各自隠し持っています)。チップが無いと、取りたくなくても取らざるを得ません。

COQ「チップ無いんだろ〜、取っちゃいなよ。」
JJ「ありますよ、ほら。」

カチャカチャとチップを鳴らしてアピールするJJ。

COQ「2枚で鳴らしてるんじゃないの??」
JJ「(!)」

そうこうしているうちに、ついに場に「35」が登場。31〜34を連番でおさえているCOQ以外、とても取れる数字じゃありません。これを待ってました。

次々に置かれるチップ達。
20枚程も置かれたら取ってやるか、とふんぞり返っていると、なんとカジが手をのばしてくる!!

COQ「ちょっと待ってよブチャラティ!」
カジ「もうチップが無いんですよ。。」

 ガーン。

相手のチップの枚数も予測しながらプレイしないと、こんな罠にはまる事もあります。

その後、24、27なんて取ってしまったCOQと35にまみれたカジは急速に失速。中盤を巧く連番にしたJJが勝利。

この後、続けて3戦しちゃいました。







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最初のカードは9。
チップ数枚で貰われて行くことになるでしょう。






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31登場。
チップが6枚あっても、マイナス25!
なかなか貰い手が現れません。





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31をゲット。その分、
中盤には手を出したくないな〜。






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34!
この時点で31〜33連番としていたCOQの独壇場!!






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カジ「スティッキーフィンガーズ!!」
(注:言っていません)
折角の35をわずか8枚のチップでカジがとる。
貧乏ゆえの凶行。








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オススメ度:★★★★★★★★★★ 鉄板!
初心者にも!
子供と一緒に!

これは面白い。
「ルールはシンプルなほど良い」の代表例でしょうか。
しかし、良く考え、周りを見ていないと勝てません。

最初、このカードはどうして、上下に逆さまになった数字が書かれているのだろう?と思っていたのですが、テーブル中央に置いた時、どちらからでも違和感なく数字が読めるようにこのようなデザインになっているのでしょうね。

このゲームは、箱が小さく、ルールも簡単なので、旅行先でやるのも良さそうです。箱は比較的頑丈にできていると思います。

普段、「趣味はドイツゲーム」なんて発言に引いていた人達の見る目も変わることでしょう。

一家に一つ。持っておいて損は無いゲームだと思います。
値段も安いし、プレゼントにも最適ですね。

追記:最近、パッケージが変わったようですね。旧版のほうが好みかなー。