keltis_dice.jpg16-Apr-2012 ボードゲーム レビュー


ケルトダイス

作者:Reiner Knizia
2〜4人用
対象年齢:8歳以上

大陸のケルト、島のケルト、
          そしてダイスのケルト

予告通り、2012年発売のクニツィア先生のダイスゲーム「ケルトダイス」です。
「ケルト」のドイツ年間ゲーム大賞受賞から早4年。

ヒット作の宿命で、追加ボード、タイル、カード、ときてダイスゲーム。
いつの日か、ケルトデッキビルディングやらも発売されるかもしれません。

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ダイスカップを模した正方形の箱を開けると、4分割されたボードと願いの石チップ、ダイスが入っています。

ボードは両面仕様でお得です。

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今回も鮮やかなアイリッシュグリーンで統一されたボードには5つのスートで道が描かれています。

このボードとダイスを見れば、ゲームの80%は理解できます。

振って、進む。

コレ。

見て、投げる。の角 盈男のようです。

keltis_dice-4.jpg(クリックすると拡大します)
手番では、5つのダイスを振ります。
好きな目をキープし、一度だけ振り直すことができます。

出たスートのうち、どれか1つを選択して1箇所だけ駒を進めることができます。
また、願いの石の目が2個以上出た場合、願いの石チップも貰えます。

keltis_dice-5.jpg(クリックすると拡大します)
本家ケルトと同じく、最初のうちはマイナスポイント。
奥へ進む程に高得点となっていきますが、最後の3マスに到達したコマ数がゲームを終了させてしまします。

その他、丁度止まることによって連続手番を行えるコボルドマスや、
好きな駒を1歩進めることのできるシャムロックマス、
止まるだけで願いの石が貰えるマスなど、本家でおなじみの効果も健在です。

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裏面は、侵入不可能なマスが点在するチャレンジング面。
2マス連続の×印は飛び越えるのにサイコロを3つ要し、中々の難関です。

ゲーム終了時、願いの石が0個だと-10点、それ以外は道で駒を進めるのと同じ点数となります。
合計点の一番多いプレイヤーが勝利します。

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TBGL宮原ゲーム会にて4人プレイ。

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チャレンジングな面を使用し、COQは灰色。

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序盤からガンガンと駒を発進させるCOQ。
1人4つの駒しか無いので、全ての道へ突入することは不可能。

しかし4人プレイでは、8つの駒がボード上部の線を越えればゲーム終了。
駒が足りないどころか、1つ温存という選択肢もある。

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中盤、×印が立ちはだかり、中々越えられないは、
コボルド等のボーナスマスには絶対停まりたいはで軽いジレンマ。

振り直しのサイコロも、ヘタに振り直すと狙ったマスを飛び越したりするので悩みどころ。

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願いの石は、自然と集まるのでそれ程気にしなくても良さそうだ。

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既に6つの駒が奥まで進んでいる終盤。
4つ全ての駒を投入したCOQだが、いまのところ馬群に沈んだ駒ばかり。
どれかもう1つくらい最奥部まで進めたい、と振った2投目。

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劇的に4面同じ図柄が出て駒を最奥部に導くことに成功。

最後のダイス運のお陰で僅差の勝利を治めることが出来ました。

プレイ時間 30分

オススメ度:★★★★★★★☆☆☆

本家のケルトも良く出来たゲームだと思いますが、カードを集めるところに若干の作業感を感じていました。一方ダイスバージョンは、本家の良いところをうまく残して、手軽で少しだけ悩ましいゲームに仕上がっていると思います。毎回ダイスを振る度に新たなジレンマが短時間だけ発生するので、疲れません。単純なルールなので、子供と遊ぶにも丁度いいのではないでしょうか。

ゲームボードには両面が用意されていますが、チャレンジングな面の方が面白そうです(通常面未プレイ)。個人的には、チャレンジング面を残して、ノーマル面はケルト拡張のように、複雑なボードでも良かったかな、と思います。

四角いのが玉に傷ですが、コンパクトな箱も印象は良いです。また、シリーズで統一されているアイリッシュグリーンは今回もシャレオツでスバラ式。手軽さとコンパクトさのお陰で、コーヒーショップやアイリッシュバーなどでも遊べるかもしれませんね。

もう少しクニツィア先生の軽めのゲームの紹介が続きます。きっと。
まだクニチー出没注意!