MakaBana.jpg 27-Mar-2012 ボードゲーム レビュー


マカバナ

作者François Haffner
2〜5人用
対象年齢:10歳以上

バッティングを除いて、
   我々の人生に一体何が残るだろう。

南太平洋に浮かぶリゾートにコテージを建てるゲーム「マカバナ」です。
3枚のカードを順番に公開し、島の各地に自分のコテージを建てていきます。

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これが島。
島は4つのビーチに分かれており、それぞれのビーチに4つの地形(砂浜/岩場/草地/海)があります。
また、コテージを建設できる場所には、魚/花/タトゥーの模様が記されています。

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ビーチ/エリア/模様をカードで指定する事により、自分のコテージ建設場所を特異的に示すことができます。

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こちらは自分のコテージ駒とティキ駒。

手番では、秘密裏に選んだカード3枚を裏向きに出します。
全員が出し終わったら、一斉に任意の1枚をオープンして公開します。

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その後、ティキ駒を1人1つずつ配置していきます。
ティキ駒には、空白地へのコテージ建設を防ぐ効果と、既に建設されたコテージを守る効果があります。

オープンされた一枚のカードの情報から、他人が狙っている土地を読むわけです。

ティキ駒の配置が終わったら、手番順に建設を解決していきます。
うまく空白地を選択することができれば、そこに自分のコテージを置く事ができます。
バッティングした場合は、手番の早い者勝ちです。

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各自は、2枚のみペンキカードを持っています。
3枚のカードを配置する際、このカードを出して塗り替えを宣言することにより、
他人のコテージを乗っ取る事ができるのです。
ただし、狙いを読まれてティキ駒を配置されると無効となってしまいます。

誰かが自分のコテージを全て配置するか、どこかのビーチがコテージ又はティキで埋まると終了フラグ。
隣接するコテージの数が多い程にボーナス点。
それぞれのビーチの最大数コテージでも得点が入ります。

最も得点を稼いだプレイヤーが勝利します。

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TBGLゲーム会にて、JOSSさん、流さん、フォルテさん、タクトさんと5人プレイ。
コンポーネントは、JOSSさんが持ち込んでくれました。
COQは緑。

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ゲーム開始。
とりあえず、眼下には南の島が広がっているっ。
絵が凄く綺麗で、楽しげ。

とりあえずは、広大な島の好きなところへコテージを建てる計画を立てれば宜しい。
しかし、微妙に連続コテージが作り易い地形もありそう。
最初は人が殺到するだろうと読み、そこは外してティキ駒配置の目標とする。

それにしても、カードスリーブが凄い。
100円ショップで購入されたスリーブとのことだが、サイズがまったく合っていない。
警察が証拠を保管しているようなシュールさにひとしきり談笑。
今思えば、これで完全に心は南の島にとけ込みまくり。

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そして、海を公開。
ゲーム開始時には、これだけの情報で建設予定地を予測するのは困難。

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限定的な情報の中で、高得点に繋がりそうな土地にティキが集中する。

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いきなり読まれる者、無事に建設を済ませる者。
一喜一憂の中で、COQは無事に建設をすることができた。
両端も空いており、中々の好立地だ。

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続いての手番。
ちょっとブラフをかけてみる。

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初手で建設したコテージの横に建設すると見せかけるため、草原をオープン。
ほんとは全然違うとこだけどね。

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すると、吸い寄せられるように、ティキ駒がやってくる。
気持ち良い。
こうなったら、目線やら言動にもブラフ要素をふんだんに盛り込まなくては。

最初のコテージが建設されると、1枚のカードの公開で、
ティキ駒を配置しなくてはならない場所がかなり絞られる。

すると、手番順で必然的にその役目を果たさなくてはならないプレイヤーがでてきて面白い。
無論、置かなくても良い。

裏をかいた相手を仕留めることができれば、もはや島の英雄だ。

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しかし、COQを阻止しようとした赤のプレイヤーは英雄にはなれず、
COQは離れた土地にコテージを建てる。

こうして、手番順と限定的に公開されたカードの内容から、
バッティングとチキンレースの熱い戦いを繰り広げる。

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終盤、旨い具合にBIKINIビーチの隣接を2重に狙うことのできる場所に、
2つのコテージを建てる事に成功。

虎視眈々と塗り直しを狙ってくる周りのプレイヤーをティキ駒でかわしながら、チャンスを待つ。


必殺の塗り直しの指定をカードミスで2度も台無しにする流さんを横目に見ながら。

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気配を消し、うまい具合に3連コテージとすることに成功したところで、ゲームセット。

唯一、3連のコテージを建設できたCOQが勝利しました。

COQ:21 流:13 JOSS:11 フォルテ:10 タクト:8

プレイ時間:45分

オススメ度:★★★★★★★★☆☆

面白い。
ブラフ、秘密裏の選択そしてバッティングのゲームですが、バッティング先が3つのカードによる指定で決まるところが素晴らしい。そして、そのうちの1枚を自分の意思で選択し、公開する要素が秀逸です。

終盤には、それなりの秩序の中で、勝ち過ぎているプレイヤーを皆が邪魔することになるわけですが、コテージの建設先にブラフ利かせられることで、4対1となってもなんとかかわす事ができる絶妙のバランスです。また、邪魔する側も、自分を守るのか、他人の邪魔をするのか、他のプレイヤーを信じて自分は違うところを守るのか。心理戦と手番順のアヤの絡みも素晴らしい。

南の島の雰囲気も良くでており、コンポーネントも申し分ありません。少し前まで、欧州のゲームショップでは取り扱いがあったようですが、現在は品数が少なくなって来ているようです。これは再版して欲しいゲームですね。