Ubongo.jpg23-Jan-2011 ボードゲーム レビュー


ウボンゴ

作者:Grzegorz Rejchtman
2〜4人用
対象年齢:8歳以上

パズルを早く解ければ勝てるわけではない

コスモス社の「ウボンゴ」の紹介です。

このゲームでは、テトリスのようなピースを用いて、パズルボードの白い床を隙間無く埋めていきます。

先日紹介したウボンゴデュエルとやることは殆ど同じです。
ただ、あちらが2人専用のガチンコ勝負ゲームだったのに対して、本家ウボンゴはパズルを早く解いただけでは勝てない要素が追加されています。

その要素とは、砂時計と宝石です。

開始の合図と共に約1分の砂時計をひっくり返し、パズルを解き始めます。

砂時計が落ち切らないうちにパズルを解くことができれば、ゲームボード上の駒を動かし、自分の駒が居る列の宝石を2個取る事が出来ます。

ただし、解く順番が遅いと駒の移動可能マスが少なくなっていきます。一位は3マス、以下2、1マス・・となります。

ゲームの勝敗を決めるのは同じ色の宝石を幾つ持っているか。宝石を獲得するところまで、砂時計が落ち切らないうちに行わなければならないため、結構慌てて要らない色を取ってしまったりします。

パズルが解けたら、恥ずかしがらずに「ウボンゴ!」と叫ぶのを忘れずに。

詳しいルールはこちらからどうぞ。



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内容物。結構盛り沢山。
アフリカの民族的なデザインがセンス◎です。



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見事な色彩のゲームボード。
宝石はランダムで配置します。
余分に付いているので、少しくらい無くなっても平気。

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ウボンゴデュエルが大好きなナチと2人プレイ。
ちなみにこのゲームは、拡張セットを用いることで5−6人にも対応させることができます。

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それぞれに、パズルピースを配り、セット完了!


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こちらがパズルボード。
かなり重厚な作りとなっており、サイコロの出た目に応じて使用するピースが違います。
絶対に覚えていられないと思うので、無限に遊べることでしょう。
裏面は3ピースを使用する易しい問題となっています。


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サイコロは専用のイラストサイコロ。
別に1〜6の普通のサイコロでもゲームは作れたと思いますが、こういうところにセンスを感じますね。


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中央付近に互いの駒を配置して、いざゲームスタートです。
まずは3ピースのほうでゲーム開始。

しかし、あっという間に二人ともウボンゴ。
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ナチ「簡単過ぎるから4ピースのほうにしようよ。」

というわけで難しい面を使用することに。

ナチ「何これ、クリ不可じゃない? あ、ピース間違ってた、やばいやばい、ウボンゴ!セーフ!」

騒がしくプレイするナチ。
相変わらず、このゲームは対戦していても一緒にマラソンを走っているような、連帯感があります。

ナチ「あれ?COQひょっとして緑集めてる?えー、じゃあしょうがないなー」

何やら、集める色を変更したもよう。
なんとなく、緑を集めていたが、これでバッティングしなくて済みそう。
でも、ここがこのゲームの転機でした。

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順調にウボンゴを続ける2人。
途中、屈辱の「砂時計終わってますよ先生」という言葉を浴びるが、それ以外は順調。

しかし!
なんと、残りの緑の宝石は後ろの方に固まっており、これ以上取れそうも無い。
しかも、途中まで集める色がバッティングしていたお陰でナチは自然とCOQの邪魔をしていたことに。

一方、途中で赤の宝石に路線を変更したナチはザクザク。
もはや出来る事は赤の宝石を取らせないようにすることだけ。

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ゲーム終了、左COQ 右ナチ。
赤にシフトした柔軟性に負けました。

所用時間20分



オススメ度:★★★★★★★★★★鉄板!

流石、色々なシリーズが出るだけの事はある。手元に持っておいて損の無い1箱。オシャレなので女性からの印象もよさそう。

見事な色彩のコンポーネントといい、他に類を見ないパズルを全員で解くというルールといい秀逸。しかも、早く解けば勝ちという安易なルールで無いところが素晴らしい。

近年の運動会等では、徒競走で順位を付けなかったりするらしい。
順位は遅くとも、解けば宝石を貰えるというのは、今風で誰もが楽しめる素晴らしいルール。まぁ、この制度には賛否両論あるだろうが、家族や子供とプレイするなら、「解けば勝ち」のナイフのようなルールよりも、要素の多いこちらがオススメ。

プレイしたナチも、要素が多い分デュエルよりも面白いと言っていました。

パズルの中身としては、4ピースでもそれ程難しくなく、8歳以上の対称年齢も納得。デュエルのほうが難しい問題のような気がします。

もっと難しいパズルが好みの方にはエクストリーム、
3D等のバージョンもあるので是非。

子供へのプレゼント等にもピッタリだと思います。
こんなゲームと一緒に育ったら、頭が良くなりそうです!!